2021.06.04
しかし毎回言ってるが今の本部は人がいっぱいです。
なぜこの時期に。
師範は流れ的にはそういう時期があると長年の経験上の見解を聞きました。
YouTubeで、こんな話を聞いた。
コロナという社会不安が今はある。
不安を自分の好きなことをしてストレス解消して消す人もいれば、逆に自分に投影して強く生きなくてはと自身を鼓舞するものもいる。
だからこんなコロナの状況だからこそ、自分自身や大切な人を守り、自分の子供が強く生き抜いてほしいという考えから、武道を志す人が増えてきているのではないかと。
守るという意味でもじっとしているより、前に出るという選択をした方たちが集まってきているのかもしれないと自分は感じた。
さて稽古です。
帯ごとに別れ約束組手を稽古しました。
私のほうは黄色帯が中心だったので、後屈立ちの3本組手をやりました。
後半は受け返し。
そして自主トレは40オーバーオヤジスパー開催!
15セットぐらいはやったか?
まあガチンコではなく、ライトスパーだ。
なるべくスピードを出して、体(相手)をいじめてみた。
ちとマスクをつけてのスパーはキツイですね。
このマスクが取れた時、俺はスーパーサイヤ人になれてるんだろうな~
んなわけねーか(笑)
今日、カホが来て早々、菅井にこんなこと言っていた。
「待ち受け画面を道着にしたんだ」と。
なんのこっちゃっと聞いてみたら、タブレットの待ち受け画面を自分の道着の写真を載せたそうだ。
へ~あのカホがね~
なんか最近、彼女は乗っている。
カホを見ていると、性格の揺れは多少あるが、ここ最近の水戸本部では急成長株だ。
浅野姉妹のユマ・カホは、私たちと出会った当時はまだ入門して間もない頃だったのだろう。(少年部は師範が見ていたため、入門当初はわからない)
穏やかなおっとりした姉のユマとちと気が強い妹のカホというのが、私の最初の印象だ。
そして私自身はカホの名前はすぐ覚えたが、ユマのことをLINEで指摘されるまで、マナちゃんと言っていた。
すみません・・・・・・・・
姉のユマが不機嫌なのを私は見たことない。
いつもマイペースだ。
白帯の中で成長が著しく早かったユマはみなより一足先に、青帯に昇級した。
こんなエピソードがある。
ユマが青帯を取得する審査会、太極1の型を審査中の時ユマは順番を間違え、反対方向に行ってしまった。
なんか異変に気付いたユマは今までの動きと違うと自分でも認識したのか動揺してしまっていた。
首脳陣や私も見ていてあれっとなり、みんな爆笑してしまった。
その後完璧にこなしたのは言うまでもないが、ほっとしたのを記憶している。
もうひとつ。
ある稽古前に私とナツキとユマで座って談笑していると、ユマがいきなり道着のズボンをまくり上げ、足を出してこんなことを言い始めた。
「ね~ね~笹沼さん、足から毛が生えてきたんだ」とすね毛を見せた。
まあ多少毛が濃い子もいるでしょう。
そう無邪気に言われても・・・・・・
女の子になれていない私は、「あの~ユマ、そういうことはあまり男の人には見せないほうが良いかと」と動揺してまっとうな意見を言ってしまった。
するとユマは「なんで~どうして~別にいいじゃん」と笑っていた。
そーユマは大人たちを和ませる不思議な魅力のある子だ。
彼女を見ているだけで、なんかほっとする。
しかし1年後、こんなこと言ってたじゃんと言ったら、なんか軽蔑の眼差しで見られた。
そう子供は日々成長しているのだ。
過去のことなんて覚えてないのさ(笑)
俺だけだ、かけがえのない思い出なのは・・・・・・
カホはあまり私と接触がないためエピソードがない・・・・
ていうか、絡んでくれない(笑)
なにせ気性が荒く、納得いかないとまあきかない子だ。
最初のころは稽古もたびたびやらない時もあったかな。
意思の強さや頑固なとこは超一流だ。
そういえばこんな子、会社にもいたっけ、大人だけどね(笑)
そんなカホには私は苦手意識がある。
だってコエ~だもん。
私には相変わらず心開いてくれんし・・・・・
娘がいない私は女の子に対しての扱いにはちと苦手意識がある。
そんな時、二人の娘がいる菅井はヒョイと抱きかかえてあやしてしまう。
俺は体に触れるのでさえ抵抗あるのに・・・・・・
いいな~なれてて・・・・・・・
ここ最近のカホの成長には正直驚きだ。
覚醒したのか、意識が上がったようだ。
技にキレが出てきた。
何が彼女を変えたのかはわからない。
まだ小さな体だ、まだまだ細かい注意点はある。
しかし確実にいい方向にむいていることは確かだ。
彼女の性格なら組手の試合は相性がいいのだが、今後に注目だ。
がんばれ、小さなかわいい女の子空手家姉妹!