2024.03.06
50を過ぎてからは体のガタツキが多くなった。
朝、起きるとどっかが痛い。
稽古した次の日ならまだ分かるが、前の日何もしなかったのにどっかしらの関節が痛い。
これも年齢のせいだから仕方ないと思っていた。
30代後半あたりから右足の膝とハムストリングに違和感を感じた。
まあぞくに言う詰まった感じ?
そのため特に前蹴上げは蹴る方向より逆に引っ張れるような感じで、蹴るのが毎回憂鬱だった。
回し蹴りは下段中段ぐらいはさほど影響はなかったが、上になればなるほど足の違和感を感じざるえなかった。
普段の生活には特に支障はない。
でもいざ空手になると今の状態は不満しかない。
もう一度若い頃のように、躊躇なく思いっきり蹴りたい。
そんな思いがまだある・・・・・・・
40代後半には左転子部を骨折した。
その影響があるのか、なぜか右側の足がさらにひどくなった。
近くの整骨院に通い始めたが一向に良くなる気配がない。
普段の生活には何を気を付ければいいのか聞いても、また来てください、毎週来てくださいしか言わないスタッフ。
改善しない中、なかば営業トークには嫌悪感しかなかった。
その色々と探しまくった。
ネットで知り合った先生などにも質問をした。
その中に自力整体などとうたうものも・・・・・・
読んで字のごとく自分で直すというものだ。
治療師の施術を受ける治療ではなく自分自身で行う。
習ったわけではないが、そこでなんとなくヒントを得た。
その他にも色々なメソッドがあった。
自分なりに試してみた。
原因は股関節が固くなっているのがわかってきた。
股関節が上手く動かせてないため膝に負担がかかっていたのだ。
現役時代、柔軟を嫌ってなんのケアもしてこなかったツケがこの歳になって回ってきていた。
まあそのおかげでケアの大事さはもちろんだが、体にいかに負担をかけず動かせばいいのかと意識と探求が高まった。
あとどれくらい空手が出来るのだろう?
あとどれくらい生きれるのだろう?
自分が目指しているところはまだまだ遥か先だ。
何が?て感じだが・・・・・・
完治はしてないが、いや完治はしないかもしれない。
しかし痛みとの向き合い方がちと分かってきたのも発見だ。
これからも色々と試して、出来る空手が続けられればと思う。
空手が出来るということが、自分の健康のバロメーターだ(笑)
ちなみに右が調子よくなってきたんだが、最近は今度左がイテー。
どういうこっちゃねん!