2022.08.31
空手を教えてると、若い時より体の動作について意識することが多くなる。
呼吸、動作、構えなど空手以外のこと、あらゆることの体への意識だ。
30代あたりから先輩たちが他道場へと移動して、たまたま残った俺が指導を任されたが、この頃は何も考えずにやっていた。
ただがむしゃらに、激しく、気合と根性だけの稽古だった。
技術など試合で得た多少のテクニックぐらいで、ほぼ根性!
たぶんあの頃の道場生はそれが当たり前だと思ってついてきたと思う。
先輩に自分もそう教わってきたと思うし、真似をしているつもりだった。
ある時、妙に道場生が少なくなってきた。
時代の流れだと師範はフォローしてくれたが。
あくる日、見かねた師範と蛭川先輩(私の師匠的存在)から呼び出された。
【おまえは現役だから、色帯たちがついていけないのが分からないんだ。厳しいばかりではダメだ。】
でもそれが極真なんだろ。
極真は厳しくないといけないんだろ。
と思い込んでやってきた。
というかそう引き継いでいかないとダメだと思ってやってきた。
しかし現実は違った。
少なからず時代のせいもあるだろう。
他の派閥の大会を見ても一目瞭然だった。
一番、元気な世代が欠け始まっている?
もう空手なんか流行んないのか?
俺の指導が悪いのか?
でも今はまた違う形で空手界も盛り返してきているように思う。
色々な世代が元気に頑張っている。
だから自分も50代に入ってからは体への意識が余計に高まった。
どこまで長く空手を続けていけるか、残り少ない空手人生で模索していきたい。
それを後輩や道場生に指導したり、伝えられるのは楽しい限りだ。
10月の審査、受ける人?
騎馬立ち、しっかり~
前屈立ち、しっかり~
前屈立ち 中段追突き~上段逆突き
前蹴上げ。
足技太極その1。コウセイ、関節蹴りだっちゅうの。
小美玉道場初の極真5本蹴り。足上がんね~(笑)
コウセイは少し体が右に傾くクセがあります。
突きのミット打ち~
ヒザのミット打ち~
前蹴り、回し蹴りのコツを掴みやすい稽古です。
さあ、成果は出たかな?