2023.02.01
怒らない(怒鳴らない)指導。
私もその考えには共感する。
ある中学校でのバスケットの試合を見た。
監督かコーチなのか、身を乗り出して選手を唸り飛ばしていた。
おまえさんがファールになってしまうんではないぐらいに興奮していた。
とてもアドバイスを送っているようには見えず、キチガイにしか見えなかった。
私が高校野球時代も似たようなケースがあった。
私の高校は3年ぐらい前に甲子園行ったことのある一応そこそこの名門だ。
練習試合に行ったときのことだ。
先輩ピッチャーが一球投げるごとに監督は怒鳴っていた。
【球一個分ずれてるぞ~】とか・・・・・・
そんな横から見てるのに、ずれてんのなんか分かるのか?
さすが甲子園に連れていく監督は、違うんだな~
などと、くだらないことを中腰しながら思っていた。
おかげで先輩はプレッシャーの中、ボロボロのピッチングだった。
シートノックの時、監督がことあるごとにセンターの大森君をセンターから呼び出してはビンタのめしていた。
センターからダッシュでホームに来てはビンタされ、戻っては呼ばれてビンタされてた(笑)
笑っては失礼だがもう他から見たらタケシ軍団のコントのようだった。
何がそんなに悪かったのか私にはさっぱり分からなかった。
昭和50年代はそんなの当たり前だった。
今思うと笑える。
野球の桑田さんもバレーボールの益子さんは、指導者が怒らないスポーツを目指しているようだ。
確かにそれはいいと思う。
ただ単純に怒らない(怒鳴らない)と表現してしまうと、捉え方が難しい。
ここで言ってるのは、体罰や暴言のことだろう。
そりゃどこの指導者も自分のやっているスポーツ(武道)が一番好きでしょう。
教えるなら、まず好きになってもらって、楽しくないと続かないと思います。
ましてや空手なんて、基本稽古がほとんどで、これがまたおもしろくもなんともない。
子供なんて、99%は親に言われてやってるようなものでしょう。
だからと言って、我々空手家は子供には媚びません。
私は小学生あたりは教育だと思っています。
そう家庭、学校で足りないところを補うのが、道場(少年団)だと思っています。
ふざけたり、危険なこと、ルールを守らない、一生懸命やっている人の足を引っ張る、バカにする。
こいったことに対しては私は怒ります。
時には怒鳴ります。
だから悪いことをしたら、ゲンコツもします。
これは体罰ではありません。
しつけなのです。
口で言ってみな直ったりするのであれば、刑務所に行って講演会でもすれば、みんな善良な市民になれるでしょう(笑)
まあ正直今の道場の段階ではまったく無理な話だ。
ていうか道場の状態によってというべきなのだろうか。
何年も何十年もやっていれば、道場の雰囲気や型も出来上がるだろうが、うちはまだ3年目、なかなかそうはいかない。
子供たちの性格によって、さまざまに状況が変化する。
道場によっても色々な雰囲気があることだろう。
でも子供によっては、怒る、叱るは仕方ないです。
私の結論は時と場合によりけりです。
ましてや子供です・・・・・・・
不真面目な子やふざけてる子は容赦なく怒ります。
度が過ぎればゲンコ、ビンタもあたりまえ。
私は真剣に子供でもぶつかります。
ここで社会性や楽しさ、そして私が空手で学んだ必死さを勉強していただきたい。
さて稽古です。
ソラが来てないので、思わず探してしまいました。
最近はストレッチを念入りに(笑)
カメラ慣れしてるな~
体験中のレオ。いい蹴りっぷりです。
左下突きの指導。
後ろ回し蹴りの指導。