2024.05.15
【一生懸命やれない子供たち】
小美玉道場も今年で4年目を迎えました。
初の緑帯も二人誕生しました。
ここからは上の帯は正直厳しくなると思います。
いや厳しくします、小美玉道場は・・・・・・
キチンとした空手を学んでほしいのです。
ただ審査を受けて誰でも上がれる年功序列のような昇級や昇段は、本人のためにもなりません。
少年部に関しては、一生懸命に稽古する。
これが一番大事です。
だから基本は特に厳しくしています。
最近見てると一生懸命やれない子供が多いような気がします。
ただ稽古に来てダラダラこなして帰るという感じです。
一生懸命やれない子供に対して、私たち指導者も頭が痛いところです。
一生懸命やれないとはどういうことなのだろうか。
一生懸命やれない子供には様々な理由や原因が隠されていると思います。
1. 興味や関心がない
そもそも興味や関心、魅力的でなければ、やる気を引き出すのは難しい。
2. 目標や達成感が得られない
目標が曖昧だったり、達成感を得られる経験が少ないことも、子供のやる気を低下させる原因と考えられる。
空手で言えば昇級したり大会で成績を収めたりと結果に残るものが思い描いているようにいかない。
3. 自信や自己肯定感が低い
「自分はできない」という思い込みから失敗体験や周囲からの勝手な評価によって、自信や自己肯定感が低くなっている。
4. 環境や生活習慣
睡眠不足や栄養不足などの環境的な要因や、ゲームやスマホなどの時間を奪われていることも、子供の集中力ややる気を低下させている。
5. 発達障害や学習障害
発達障害や学習障害などの特性を持っている場合、適切な理解やサポートがなければ、子供は本来持っている能力を発揮することができない。
子供の「一生懸命やれない」という問題を解決するためには、まずその原因をしっかりと理解しその子の今の状況を把握することが大切です。
上のような様々な理由や原因を念頭に置き、子供をよく観察したり、話を聞いたりして、何が原因なのかを探っていくのも大事です。
原因がわかったら、それに応じた対応策をどう講じるかだ。
例えば興味や関心を引き出すためには、子供の好きなことから始めてみたり、具体的な目標を設定したりすること。
自信や自己肯定感を高めるためには、小さな成功体験を積み重ねさせてあげたり、ありのままの子供を認め、褒めてあげること。
とまあ【AI】様はそう言ってるが、そうそう上手くはいくまい。
参考にはなるが。
原因も対策も分かるが、家庭の環境もある。
子供だけを修正しても難しいところだろう。
私は本音でぶつかり、親御さんとは別に個人的に子供たちとヒアリングをしている。
性格によっては、見ているだけの子もいる。
あくまで道場での1、2時間という短い時間だが、長く付き合えばその子の性格や修正も分かってくる。
間違いは承知の上で、色々と試していく。
まずは叱りもするし怒りもするしゲンコもするし・・・・・・・
その子にあった指導を模索してます。
まず少年部は一生懸命にやる!
それが私の【俺流】です。