2021.04.11
水戸 東海 猿島 小美玉で合同稽古をやらないか?
この構想は2月ぐらいから出ていたか。
東海道場責任者の古館先輩からの提案だった。
確かにコロナ禍の中、桝田道場の行事は去年から1年近く動いてなかった。(実施日近くに本年のスケジュールが決まりましたが当時はまだでした)
小美玉道場は開設して間もない。
まだ行事ごとを求めるほど、正直固まっていない。
むしろ私の器量では今の現状はじっくりと教え込むのに、ありがたい期間と人数だ。(たった3人だからね、最近増えましたが)
しかしここ最近はマンネリ感を感じ、逆に少し他人や業界の方に見せたほうが、私も本人たちも刺激になるのかなと思っていた矢先のことだった。
それには絶好の機会だと思った。
大勢の前で見てもらうことは、下手上手関係なしに道場生の成長に繋がるからと感じたからだ。
しかし実施するのには、いくつかの課題があった。
まず当時からコロナが少しずつ上昇傾向だということ。
そして組織的に許可を得られるのかなど。
確かに組織的に考えると、感染者をだせば世間的な信用がなくなる。
感染者を出すことだけはなんとしても避けねばならない。
苦渋の決断だ。
しかし我々4人の考えは自分たちのためにやるわけではない。
あくまで道場生を最優先に、そしてそれが組織のため桝田道場のためだと信じてるからこその行動だと思った。
待っていてはダメだ、できることをやるんだという古舘先輩の言葉に感銘を受け、我々4人は行動するほうを選んだのだ。
当日は快晴だった。
古舘責任者の挨拶から始まり、菅井責任者の注意説明、針谷責任者の指導。私のしがない司会・・・・
4人で役割をうまく分担できた。
すべては桝田師範の許可を得てのことだったので、実施できたことに感謝だ。
師範もこういう状況の中、道場生のことも考え、我々の行動に賛同してくれたのだろう。
実際の稽古や実施した内容は動画をご覧いただきたい。
堂々とSNSや動画を作成、投稿できたことは桝田道場のアピールをかねてもあり、喜ばしいことだった。
小美玉道場生も型の演武に【太極その1】【足技太極その1】を披露した。
おまえら大丈夫なのかと不安ばかりが募ったが、蓋を開けてみればそれなりに出来ていたので、他の人の目にどう映ったかは分からないが、自分として上出来だった。
親ばかならぬ師匠バカというのか、今のレベルであれば合格点だ?と思ってた。
【白帯編】の動画編集してたらけっこう間違ってるじゃねーか(笑)
何がバッチリだ!
満足気にこのほころんだ顔見ろよ~
ま~あんな大勢の前で空手の型を披露したのは初めてのこと。
いい経験になったのではないだろうか。
撮影にほとんどの時間を費やした私は稽古の手伝いができず3人は申し訳なかったが、色々な発見があったことも確かだ。
子供たちも初めは緊張していたが、体を動かすごとに声もよく出ていた。
女子黒帯三人の型演武はさすがだった。
白帯の型も初心者とはいっても、コロナで昇級審査が出来なかったこともあり、実際は青帯クラスでもおかしくない方たちばかりだった。
レクレーションは大人も子供も盛り上がった。
そしてなによりもみんなの笑顔が最高だった。
俺も楽しかった。
やって良かったと思ってるのは私だけじゃないだろう。
人も動物、群れてなんぼだ。
いくら強くたって一人では生きられない。
こういう時期だからこそ、色々な気づきが生まれる。
コロナも悪いもんじゃないな。(医療従事者や感染してしまった方、すいません)
そしてついに桝田道場の行事予定も発表された。
すべてがこなせていけるかは、コロナの状況次第だろうが、ありがたいことだ。
水面下で桝田師範や委員会の方たちが動いてくれていたのだろう。
さあみんな、今までの成果を発揮してくれ!
第2弾は秋口予定!
最後に古館先輩、針谷、菅井、お疲れさまでした&ありがとうございました。
あなたたちを見て、俺も頑張らねばと思いました。
惚れました、愛すべきオヤジどもだ