2022.08.28

久しぶりの大会観戦しました。

今回で11回大会ということで、本下先輩主催の大会だ。

少年部は水戸と小美玉は初めての少年部組手大会だ。

私も菅井も子供たちも、初の組手試合に少し緊張気味でいた。

私にとっては水戸も小美玉も自分の道場生だ。

水戸を離れたとはいえ、やはり当初から見てきた子供たちだ。

成長し生意気なことを言い始めたとはいえ、ケガだけはしてほしくない。

そんな親心ばかりが、頭をよぎっていた。

まあ初めてだしな~とか、とりあえず一回ぐらい勝てればな~とか、もしかして~・・・・・とか。

そんな淡い期待も少なからずあった。

 

さあ、始まります!

小美玉地区道場

アツヒトVS小野瀬颯真選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

惜しくも初戦敗退とはなってしまったが、初めてとは思えない戦いを見せてくれた。

序盤はリーチの差があり、突きの間合いに入りずらかったようだが、後半からは間合いを掴めたのか、徐々にアツヒトも盛り返していった。

アツヒトは判定の時に周りの旗を見回していたぐらいだ。

おそらく手応えを本人も感じていたのではないだろうか。

延長戦に入れば・・・・・などと思ってしまうぐらいの惜しい一戦だった。

アヤカVS青木優空選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

正直なにもできずに終わってしまった。

この試合でアヤカの評価をどうのこうのいうことはできない。

とにかく不運だ、これしか言えないような相手だった。

初戦から優勝候補に当たってしまった。

アヤカにとって初陣はとても苦い出発となってしまった。

しかし彼女には柔らかい蹴りを放てる武器を持っている。

いい経験だと変換してほしい。

イオリVS小柳光選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

相手の小柳選手も組手試合は初めてだったんだろうか、同じレベル同士だったので、かみ合った展開に。

イオリの性格的に驚いたのが、意外に冷静な試合運びだった。

ワンツーの突きからの蹴りの上中下の蹴り分けなどの積極的な攻撃で5-0で勝利。

相手の小柳選手は地味な組手ではあるが、何気に受けの基本がしっかりしているのが伺える。

道場ではイオリの圧力に嫌がる選手もいるほどだ。

なのに受けが小学生であそこまで出来るのには、正直驚いた。

後半、少しローが効いてしまった感があったがそれでも見事、受けきっている。

一番、基本に忠実だった選手ではなかったかと思う。

ユマVS本下里桜選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

ユマも水戸道場きってのパワーファイターの一人だ。

男にも負けたくないと、語るほどの大の負けず嫌いだ。

リーチを生かした本下選手に序盤開始10秒あたりで、中段突きで一瞬止められた隙に上段蹴りを合わされてしまった。

中盤、それでも果敢に攻めたユマは、徐々に持ち前のパワーで押し返し、逆に上段蹴りで技ありを取り返した。

こういう逆転劇はなかなかない。

ここで勝利すれば大金星だと私はテンションが上がった。

後半はユマ主導で試合は進んでいた。

本線終了間際にも上段蹴りが入りそうな場面も。

しかし判定では惜しくも主審の手は本下選手に上がった。

惜敗だった。

本人も勝ったんだと思ったのであろう。(俺もね・・・・・)

悔し涙を流していた・・・・・・・(俺もね・・・・・)

スズVS中村珂唯選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

この大会で一番飛躍したスズの初戦。

自分のリズムで突きの連打からのローがテンポよく繰り出せていた。

積極的に前に出ていたのも、非常に良かったと思う。

中村選手の攻撃も良かったのだが、スズの前に出る圧力に押され、下がりながらの攻撃が残念だった。

これも文句なしの4-1の判定勝利。

旗が上がってスズの勝利が確定すると、なんと相手の中村選手がスズに向かって拍手をしていた。

中村~おまえいい奴だな~

小学生のクセに~もうりっぱな武道家じゃねぇか~

次回は勝てよ~俺がいっぱい拍手してやるからな~

ワタルVS小林祐月選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

この試合はどちらも試合を経験してきてきたのがわかるような試合展開。

どちらも同じようなスタイル。

突き蹴り突き蹴りとお互いにテンポよく、速い攻防が終始続いた。

5-0でワタルが勝利したが、どちらが勝ってもおかしくない内容だった。

これでどちらかが、フェイントや駆け引きなどが少しでも長けていたら、変わった展開になるのでは。

今大会ベストバウトに入るぐらいのいい試合だった。

小林選手は男に押し負けない体力と気迫を感じた。

彼女も今後、楽しみな選手だ。

ヒカルVS野仲和希選手

小美玉地区道場
小美玉地区道場

わが小美玉道場のエースヒカル。

初めての大会出場だったが、落ち着いた組手を披露してくれた。

相手の野仲選手はヒカルに比べるとキャリアがある選手だ。

とにかく体格の利を生かせ、これしかヒカルにはアドバイスしなかった。

野仲選手は距離ができると、必ず遠間から飛び込みながら前蹴りを放ってくる。

これに対してヒカルは体格差でなんとか回避できたが、顔面に飛んできていたらと思うとヒヤヒヤものだった。

ヒカルの右の下突きに対して、野仲選手は下段の内股で応戦。

突きに左前足を合わせたカウンターは良かったが、力勝負に出てしまったため、ヒカルの圧力に押され、後半失速してしまった。

野仲選手がもっと細かい技を使い、大技のタイミングを掴めば、また違った展開になったであろう。

ヒカルは勝利はしたが、お互い課題が見えた試合だった。

総評

2回戦に進出したのは、イオリ、スズ、ワタル、ヒカルの4人だったが、スズ以外は力の差を歴然と見せつけられての敗北となってしまった。

仕方のないとは思っていたが、しかしやはり悔しい敗北だ。

初めてだからとかよく頑張ったとも言いたいが、やはり負けたままではいられないのは選手のほうであろう。

うちの選手ばかりでなく、他の道場選手も苦渋をなめた者はいたはずだ。

また道場に戻り、次の大会までどう過ごすのかで、結果も変わる。

【努力したからとすべての者が報われるわけではない。しかしチャンピオンになった者は、みな努力を重ねている】こんな言葉を某ボクシングマンガの会長は言っていた。

まさにその通りだ。

昔、世界大会を終え、外人との力の差で打ちひしがれていた時、師範にこんなバカな質問をした。

どうやったら勝てるのか?と。

【おまえら稽古が足りないよ】

稽古法ではない。

漠然とした、そしてありきたりのことを言われた。

まさにその通りだ。

結局、私はたいした結果も残せず現役を引退した。

だからこの経験や思いを若いみなに託したい。

そして私の経験と、現役の時、気づけなかったさらなる知識や技術を与えたい。

次回の大会ではさらなる努力重ねて挑んでほしいと思う。

頑張れ少年たちよ、そのために我々指導者や先輩がいるのだ。

そして恐れるな、挑め、あきらめるな。

必ず君たちが大人になった時、この経験が人生でピンチになった時、君を救うだろう。

感動をありがとう!

そしてまた、熱い思いを見せてくれ!

 

父兄の皆様、そして大会関係者の皆様、お疲れさまでした。

ありがとうございました。

この場を借りて、お礼申し上げます。

押忍!