2023.09.13
先日、龍ケ崎ジュニア大会に小美玉道場から3名出場させてもらった。
なんとユウマが4位入賞(敢闘賞)と活躍した。
トーナメント表が出て、見渡すとC・Dブロックに小美玉道場が3人とも固まってしまっていた。
一番端には小学生最強のキョウタくんが控えていた。
どう転んでも、今の小美玉道場生では無理な相手だった。
勝ち進めばコウセイ、ナギサ、ユウマの番でキョウタくんと対戦する。
ここで確実に敗退は目に見えていた。
逆にその前に負けてほしいという気持ちもあった。
実力が違いすぎる。
わが道場生のケガを心配してしまった。
そしてもうひとつなんとも言えなかったのがユウマの一回戦(アツヒト)二回戦(スズ)と身内の水戸道場の子と当たってしまうことだ。
特に稽古を一緒にやってきたのもあり、入門当初から面倒見ていた子たちだ。
勝負とはいえ複雑な気分だった。
しかしトーナメント表を逆算して見て、3人の中で入賞の可能性が高いのがユウマだった。
今回のルールだとアツヒト、スズよりユウマのほうが分があると踏んだからだ。
申し訳ないが、稽古の様子を見てきた私には予想通りの展開だった。
実力や強さなど差はあまり変わりはない。
試合を見てもどっちが勝ってもおかしくはない内容だった。
ただ稽古量、稽古法、色々な部分を見てもユウマがしくじらない限り負けはないと踏んだ。
次やったら分からんが・・・・・・・(笑)
特にスズは3回目の大会なのに準優勝2回と経験している。
この差はでかい。
そして一生懸命稽古をしていたのを目の当たりにしてきた。
今回の悔しさを次にぶつけてもらいたい。
今大会、これほど私の予想通りの展開になったのも珍しい。
これもまあほぼ身内ということもあるだろう。
小学生とはいえ一通りの選手と手合わせた。
特にうちの子と例えたらと戦略を練れば、ある程度は分かった。
キャリアに勝る猿島道場生はみな強かった。
さすが場数をこなしているといったところか。
今のところ小美玉道場生では勝てる要素はなかった・・・・・・
しかし、うちの反省点は稽古したことが全然出せていなかった。
強化練習は頑張ってはいたが、技術面では何一ついいとこは出なかった。
ユウマなど入賞こそしたが、そこにコウセイ、ナギサがトーナメントの位置であっても恐らく同じ展開であったろう。
まあたいしてまだ実力の差はないということだ。
大会後の反省点はみな分かっているようだった。
また反省点を強化して大会に臨みたい。
私個人の考えとしては、子供の組手(少年部ルール)にあまり特化したくはない。
ただ勝つだけのせこい組手になってしまうからだ。
少年部のうちは、いかに稽古した技術が試合で出せるのかが課題だと思っている。
一人一人、課題は違う。
目の前のやすっぽい勝利に固執せず、上を目指してほしいと願う。
そういう指導は口酸っぱく言ってるし、普段の稽古でやっているつもりだ。
時間もかかるし今風ではないかもしれないが、長い目で見てほしいと思う。
そういえば、ユウマの姿勢が大会後変わった。
今大会の結果も私は厳しい評価を下した。
本人もそれは自覚しているようだった。
しかし稽古に対する姿勢に変化が起きた。
一連の稽古に手を抜かなくなったのだ。
それだよ、それを待っていたのだ。
私は正直結果より、良い方向に向かったことが非常に嬉しい。
ようやく自覚し始まったのか。
大会で自信をつけたのか、わからないが・・・・・
なんにせよ、何かが変わったのであろう。
今後のユウマに刮目せよ!
と思いきやこの間の水戸の強化稽古はいまいちでした・・・・・・・はあ~
ちょっと褒めるとこれだもんな。
俺もユウマもまだまだですな。
長い目で育てます・・・・・・