2023.11.29

小美玉道場も来月でようやく3年を迎える。

コロナ禍の真っただ中、強引にわざと道場にチャレンジしてみた。

最初の立ち上げはたったの3人の子供たちから始まった。

悪い時期にやれば最初からどん底なんだから、ダメならダメでいいじゃねみたいな思いだった。

場所もありがたいことにちょうどいい所が見つかった。

なんと自宅から目の前だ。

そして料金もかからないということなので、これなら道場生が少なかろうが組織にも迷惑かからない。

まあ幸先良いスタートだった。

それに水戸本部に稽古に行くまでの時間がもったいなかった。

一日の時間が行き帰りで1時間~2時間は軽く無駄になる。

年齢を重ねると時間が非常に貴重に感じるのだ。

その時間を別に使えたらと思ってきていた。

あと寿命はどれくらいなんだ?

あと何歳まで空手ができるだろうか?

長生きしてもちゃんと頭はしっかりしてられるのか?

そんなことを頭によくよぎる。

 

若い時は正直ダラダラしていた。

そのうちやろう、こんな感じだった。

今は気になったことは、なるべく手を出すようにしている。

勉強や道具には惜しみなく投資している。

失敗もそのうち経験として跳ね返ってくるからだ。

どうせ年金など雀の涙だ。

もしかしたら貰えないかもしれない。

死ぬまで働くようなのだ。

働のは嫌いじゃない。

それなら色々なことを勉強や経験して、のちに繋がればなと思っている。

空手のことや運動のことも勉強すればするほど奥が深い。

そして繋がっていく。

こんなこと正直今まで分からなかった。

いや考えもしなかった。

というか年を重ねたからこそ向き合えたと言ってもいいのだろうか。

年齢が上がるごとにケガが多くなっては、よく考えるようになった。

 

40代前半ぐらいまでは、エネルギッシュに溢れていた。

いや今もそうは大して変わらないとは思っている、気持ちだけは。

しかし50代になると、起きると稀にそちこち体が痛い。

原因は分からないが、これが先輩方が言っていた年というやつなのだろう。

最初は整体に通えば直るんだろうと思っていた。

しかしいっこうによくならない。

通っているうちに医者頼みばかりではいけないと悟った。

根本的に普段の生活や姿勢を見直さないと。

自力で直せる、そう自然治癒力を高めねばいけないと学んだ。

 

この小美玉道場を立ち上げたおかげで、急激に自分に変化が起きた。

空手に対して。

人生に対して。

そして出会いに対して。

自分が動けば、周辺も変わってくる。

今だ先は見えないが、少しずつ光が見え始まってきたかのように思える。

自分の疑問に対して答えてくれる素晴らしい方たちの出会いもあった。

この年で意欲を失わずにいられるのも空手と小美玉道場のおかげだ。

この情熱を今後も保つのには、やはり健康だ。

老いとの闘いは人間として仕方ない。

しかし何もしないで老いていくのはやるせない。

なら出来るとこまで抵抗してやるか。

そんな先輩方が今やそこらにジャンルを問わずゴロゴロしている。

朽ち果てるまで空手を人生を追究したい。

この情熱だけが私のたったひとつの才能だと思っている。

そしてここまで高めてくれた小美玉道場に還元していきたい。

 

 

小美玉地区道場
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それからもう一つ。

小美玉道場から初の緑帯が誕生しました。

一番経歴が長いユウマがしかも飛び級で3級に昇級。

遠藤さんが黄帯で5級に昇級。

遠藤さんは残念ながら緑帯に届かず。

そして初審査のヒデトが8級に昇級。

3人ともおめでとうございます。

また次回に向けて頑張りましょう!

押忍!